トラジャを愛でるブログ

Travis Japanに沼落ちした女の戯言。

仁亀と松松について思うこと

シンメという制度の素晴らしさを一言で言え、と言われたら、「一言では言えない」という当たり前の回答しか出てこないくらい、シンメという言葉には色々な意味があると思う。

端的に言えば同じポジションで踊る人なんだけど、そういうことだけではなく、本人も特別さを強調するようなことを言うし、こちらもシンメってだけでなんだか特別なのね、と感じてしまう、そういうジャニーズならではの特別な制度。

「シンメ」の響きだけで強くなれる気がしたよ…とスピッツの替え歌で泣けるくらいの尊さがある。

正直、どのグループを応援していても、シンメとかコンビとかのくくりに全く興味がないオタクって存在しないのでは?というくらい…まあ工藤静香くらいじゃない?旦那のシンメに興味がないのは…まあ静香はオタクじゃないしもしかしたら興味深々かもしれんが・・・・

まあとにかくさ、懐古しながらシンメっていいよね、って話をしていいすか。

 

 

かつて仁亀、というKAT-TUN界隈のオタクを限界まで狂わせたシンメをご存じでしょうか?…こういう言い方をしなきゃいけないほどの時間の流れに、自分で書いてて驚きを隠せないんですが。

私と同じ時代を生きた古(いにしえ)のオタクの方々はもちろんご存知でしょうが、正直現在の若者は名前は知っているけど、どれほどのもんだったか、というのは身をもって体感してはいないのでは?と思うので、ちょっと簡単に説明します。

仁亀というのはその名の通り、KAT-TUNに所属していた赤西仁と、現在も所属している亀梨和也の二人からなるシンメで、わかりやすいところでいうと、ごくせん2の赤西派、亀梨派とジャニーズに興味がない層からも支持をされ、二人が「ムラサキ」を歌おうもんなら「ちょ!東京ドームが割れる…!」と本気で感じるほどの歓声が起こり圧倒的な人気と特別感を持っていた、そういうシンメだったんですよ。

 

私は本当に本当に本当に仁亀が好きでね!!!仁亀に対しては狂っていたという表現がピッタリ当て嵌まるくらい、言葉通りマジで「狂っていた」んですよね、当時。いや、当時どころかまさかの未だに狂っている部分があるくらいだわ。おいおい、今は2020年だぜ?という声も勿論わかっているんですが、シンメに狂わされたオタクというのは、表面上は「仁亀ってナ~ニ?」という顔をしつつも、「赤西と亀梨が同じアーティストのライブを見に行っていたらしい(一緒にではない)」という一文だけで3年は生き延びれるような、そういう、1つの養分を100倍にして勝手に長生きする妖怪なのであって…(このエピソード2014年らしいです、まじかよONEエピで6年生きてた)

 

他の有名シンメと言えば、ふまけんとか藤北とかになるのかな?仁亀の前だと剛健とかかな?正直私は仁亀以外のシンメに関しては一切ノータッチな人生だったので、他のシンメがどれほど人気なのかをイマイチ体感していないんですが、それでも仁亀はどこにも負けていないのでは?と思えるほどに、当時はそりゃもうとんでもなかったんですよ、何度も言うけど人気も知名度も特別感も何もかもが。そして今はもう存在しないという事実も含めて、伝説的なシンメだったと思う。

 

赤西仁KAT-TUNを脱退する、となった時は冗談抜きで人生で一番泣いたかもしれない。(薄い人生だな、といわれても甘んじて受け入れる覚悟はある)

もちろんKAT-TUNというグループからいなくなる、というショックが大前提にありつつ、もう一つ「亀の隣からいなくなるって現実にあるの?」という悲しさも同じくらい感じるほどに、私は、というか私達仁亀に狂ったオタクはまさに号泣、と言っていいほどさめざめ泣いたものです。

 

私は今もKAT-TUNが大好きです。というか今更感があるくらいに好きなのが普通の状態。

でも正直、赤西仁がいた6人時代のKAT-TUNほどの熱気と興奮を感じているかというと、そこは正直難しい部分があって。亀ちゃんも、たちゃんも、中丸も、そりゃ大好きだよ。好きになって約14年間、様々な、本当に様々な出来事がたくさんあったけど、それでも尚KAT-TUNでいてくれて、この道を進むと決めてくれてありがとう、と心から思う。

でもそういう感情とは別で、6人のKAT-TUNとは違う、というのは事実としてあって、そこに対しての気持ちの違いというのはもう比べられるものではなくて。それはもうね、比べようがないんだよ、正直。

もう自分の中では6人時代のKAT-TUNは何においても別物で、赤西仁亀梨和也がシンメで歌って踊って同じグループにいた時代は、恥ずかしい言い方をすれば、「宝箱に大事に取ってある、犯せない領域にあるもの」なんですよ。それほど自分にとっては本当に特別だったんですよね。

無我夢中で応援したし、大好きだった、本当に、何よりも。

そのころできた友達は今は別のオタクになっていてもずっと仲良しだし(いまだにみんな何かのオタクというのも凄い)、何かあれば一喜一憂して、喜びも悲しみも分かち合って、6人時代のKAT-TUNと仁亀を追いかけていた日々はまさに青春みたいなもんだったなと、振り返ればそう感じてしまうほどに。

 

 

で、そういう前提がありつつも、突然ですけどいきなり松松の話していいすか。

 

 

なんか自分で書いててノスタルジックになる、そういう気持ち悪い感情に引っ張られそうになったんで、もうちょっと松松の話しますね。恥ずかしいわ。何の話をしたかったのか、ちょっとわからなくなってきたし。ただのオタクの日記かよ、と思ったけど、ブログってそうだよ。

 

まあまあ、そういうね、自分の記憶の中にあるシンメという存在とはまた別の感情で今私は松松というシンメにとても感情を揺さぶられているオタクになってしまっているわけです。

松松、尊いんだよな~。

私はどうしても上記で述べたように仁亀という自分の中での最強のシンメの存在があるので、比べているわけじゃなくて淡々と、事実として違いを感じてしまうんですけど、仁亀とはまた全然違った所に尊さが詰まっているなと思う。

松松に関してはもちろんまだまだ勉強中の身なので知らないことの方が多いんですが、この短い期間で勉強しただけでも、ヤバイエピソードのオンパレードで頭を抱えている。

 

ずっとグループに所属していなかった松松が「でもずっと2人でやるということは決めてた」というトラジャに入る前のエピソードを見て、私は心の尊いボタンを100回連打しましたよ。決められたのではなく、自分たちで決める、という尊さ。さらに言うなら、それをお互いに言えてしまう関係性と、その関係性のまま受け入れた他のトラジャメンバーの尊さ。

勿論オタクが知りえないであろう色々なことがあってそれもすべて乗り超えてきての、この間の元太のハッピーバースデーの時の松倉君の手紙と、それに対してのげんげんの返しと、それを見守るメンバーを見て、とても感動したし、同時に羨ましさを感じてしまったんですよ。

自分が羨ましさを感じるってまるでジャニーズにいるかのような発言ですけど、事実として羨ましいなと思ってしまったんですよね。トラジャ同様、松松に関してもまだまだ圧倒的に情報不足だし、現場で体感しているわけでもないし、知らないことの方が多いけど、でもあの手紙と空気感だけでも、二人の関係性の素晴らしさは伝わってきたし、「こういうシンメの形もあるんだな」とただただ新鮮に驚いてしまった。

仁亀に関していえば、事実としては違っていたとしてもある時期を境に「不仲売り」と言われるようなシンメになってしまったし、「そういうもの」を一切出さなくなったので。シンメとしての特別感とかこれまでの歩みとか、お互いをどう思っているかとか、聞きたくても表立っては全く聞けなかった。まあそれが更に「特別感」を出していたことも事実だったんですが。

オイオイ本当は仲良いくせに無理しちゃって~とどんなに思っていても(勝手に確信はしていた)、それを信じていても、本人たちからは直接的な言葉は聞くことがなかった。かと思いきや時間差で出してはきて、それはそれで超ド級の爆弾ではあったんですが。

 

だから松松のね、シンメになってどれだけ月日が経とうとも、お互いを特別だと言い合えて、さらにそれを特別だと認識して大事に受け入れてくれたメンバーの存在があって(何千回と言われているとおもうんですが、「やっぱり松松かよ」って言葉、すごい良いよね)この先も同じグループで共に成長していこうと言い合える空気感を出せるところに驚いたし、それを手紙に書ける気持ちの良さと、そういうグループの中にあるシンメの在り方が存在する、ということをトラジャ全員が改めて教えてくれたし、めちゃくちゃ羨ましかった。

KAT-TUNとトラジャが対極にあると感じたのは、そういう所の違いもあったかもしれない。もちろん私はそれぞれにとてつもない魅力を感じているので、どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、グループによってこういう違いがあるんだなと事実として素直にびっくりした。

 

だからさ、今後のTravis Japanというグループに、松松というトラジャ唯一のシンメに、今の空気感と関係性のままで全員が幸せになれるような未来が待っていればいいなと、思ってしまうんですよ。

 

こいつ、死ぬのか…?

 

と思われても可笑しくないほどの気持ちを今語っている。

先日のハッピーライブを見て、かつてのデビュー前にKAT-TUNに対して思っていた感情をふと思い出してしまったので、ちょっと書きたくなってしまった。

 

オタクをしていると、メンバー各自の幸せと、グループにおける幸せと、オタクが思う幸せっていうのは、必ずしもイコールではないんだなと実感することも多くて。いやもうイコールじゃないことの方が多いよね、実際。

人間だもの、という相田みつを師匠の有名な言葉の通り、そりゃ生身の人間だからさ、幸せと思うことって違って当たり前なんですが、オタクというのは時々自分の幸せとアイドル自身の幸せがイコールであってほしいと願ってしまうもので。

その一例が「同じメンバーでデビューしてずっと同じグループでいてほしい」というものであったりするんですが。で、それを願うことも悪くないんですよ、それはアイドル自身の気持ちがあるように、オタクにだってそれぞれ気持ちがあって、応援してればおのずと色々なことを願ってしまうのは当然ですから。

 

私は赤西君が脱退するとなった当時もちょっと別にブログを書いていたんですけど、その時に「悲しいけど、脱退してよかったな、お互い頑張ってるなとみんなが笑い合えるような未来になっていてほしい」と書いた(ような気がする)んですよ。

そして現在がその、当時思っていた未来にあたるのではないか、とふと思ったんですよね。もしかして今、当時の答え合わせしてない…?と。

松松のことを考えていたらおのずと仁亀のことを考えてしまった。月日の流れの恐ろしさと自分の変わらなさに愕然としつつ。

 

赤西君の現在だけで言えば、正直、その当時私が思っていた現在になっている気がしていて。あの活躍ぶりと、やりたいことをやれているんだなと感じる楽曲と、自由な空気感。ああ、これを望んでいたのか、ならしょうがなかったのかもな、と思えるほどの説得力を持っている生き方をしているな~と思う。当時はまったく納得できなかったけど今なら納得せざるを得ない。当時の私が思っていた「それぞれが笑い合える未来」に彼個人はなっている気がする。

 

だけど、KAT-TUNとしてのグループの幸せとか、身勝手だけどずっと隣で歌っていてほしい、と願ったオタクの幸せはかなえられていない。これは今のKAT-TUNとしての活動やKAT-TUNを守った3人、そして「元」がつくことになったメンバー自身を否定しているわけではなく、当時の、ある時は全員が思っていたであろう「6人でデビューして最高のグループになる」と決めた、その当時の6人のグループの幸せの形は叶えられなかったという意味で。

だけど、それが叶わなかったからといって誰が悪いわけでもなく、叶えられなかったことが不幸せな訳でもなく。そしてその誰が悪い訳でもないという圧倒的な事実こそがオタクにとってはキツかったりもして、さらに願いというものは成長すれば変わっていくものでもあったりもして…。

 

繰り返しますが、今のKAT-TUNを否定しているわけではなく。今の形のKAT-TUNを見て好きになる人は大勢いるし、そういう人はもし6人のままだったら好きにならなかったかもしれないし。そういう、かもしれないという未来がいくつも転がっているんだな~、個人の選択によって変わっていくんだよな、と改めて思ったというか。

なんか何が言いたいか分からなくなってきた。

 

だから、なんだかしみじみ思ってしまうんですよね。当事者以外が触れるのはよくないとは思いつつ今回のNEWSの件とかを見るとさ、メンバーが思う幸せとグループにとっての幸せとオタクが願う幸せがイコールなことってなかなか無いし、逆にそれが一致するって奇跡だよなと。

 

で、現在。

今までの経験から今現在という言い方になってはしまうんですが、今現在のTravis Japanと、そのグループを応援するファンは奇跡の真っ最中なのかもしれない、と感じたんですよ。

 

実際の本当のところでのメンバーそれぞれの思いっていうのは、それはもう想像になってしまうんですが、なんだかこの前のパフォーマンスを見ていたらもしかして…?と奇跡を願わずにいられなかったんですよね。はっきり言っちゃうと、それぞれの願いがデビューだったらいいなと、このまま7人でずっと頑張って行きたいと思っていてほしいと、思っているのでは?と。

そしてどうかどうか、例えデビューとなっても今のトラジャの関係性はいい意味で変わることなく突き進んでいってくれよな!と、新参者の古のオタクは願わずには居られないんですよ。

 

 

なんか、急にそういう気持ちになってしまったし、そういう気持ちにさせてくれるパフォーマンスだったからさ、この間のトラジャは。本当にハッピーライブウィズユーだった。ありのままのライブタイトルすぎて、度肝を抜かれた。こんなにハッピーライブウィズユーってあるんだなって。本当にハッピーがウィズユーというかウィズミーしてくれてたもんで…。

 

 

だから、この間のトラジャのパフォーマンスをたくさんの人が見ればいいなーと思う。で、それがみんなが望む幸せに繋がりますように。

 

本当に何が言いたいかわかんなくなったけど、松松表紙おめでとう最高に嬉しいってことと、仁亀は実際は最高に仲良しだよおそらくってことを書いて終わります。

オタクってさ~本当にしぶとい生き物だよね~。